夏のような、まぶしい日差しの一日でした。
ゆうむ中庭では、こいのぼりが
気持ちよさそうに泳いでいます。
本日、昭和の日の昼食は
富士山の郷土料理です。
2013年世界文化遺産にも登録され、
名実ともに、誇るべき日本の最高峰富士山です。
これからの、登山シーズンに向け、
さらに賑わいを見せることでしょう。
静岡県と山梨県に跨る富士山ですが
本日は、静岡県側の郷土料理となっています。
・ うなぎの炊き込みご飯
・ 花ふの清汁
・ 空豆と桜海老のかき揚げ
・ きゅうりとみかんの酢の物
・ かまぼこ わさび漬
「うなぎ」は、万葉集の大伴家持の歌にも詠まれ、
日本人が千年以上も親しんできた食べ物です。
アンケートでも、いつも食べたい料理の上位に入っています。
そして浜松は、うなぎ養殖発祥の地。
以来、蒲焼の消費量は常に日本一だそうです。
本日は、炊き込みご飯です。
「おひつ」に入れて雰囲気を出してみました。
天までのびる空豆と、桜えびも今が旬です。
国内では、駿河湾がなんといっても大産地ですね。
春色のかき揚げになりました。
通所は3時に桜餅と緑茶です。
毎日のお食事で、季節の移り変わりを
感じていただけるように心がけています。
中庭ではつつじが咲き始めました。
お花見弁当です。
桜の季節を迎えました。
今年も、春爛漫のイメージを膨らませ
(株)グリーンハウスの、いつもの厨房のメンバーと共に
お花見弁当を作らせて頂きました。
いつもに増して、厨房内は戦場と化します。
・ 桜ごはん
・ 花麩の清汁
・ 鶏の梅しそ揚げ 蕗の薹 たらの芽の天ぷら 抹茶塩
・ 炊き合わせ(筍 蕗 空豆 椎茸 人参)
・ 菜の花の胡麻よごし
・ 茶碗蒸し
・ 季節の果物(苺 甘夏缶)
いかがでしたでしょうか?
ピンク色の桜ごはんの上には、花びら型の卵焼を飾り、
清汁には、ピンク色のゆり根を浮かべました。
「 山菜の天ぷらは、春らしさを感じますね。
なかなか自分では揚げられないから嬉しいです。 」とのお声も頂きました。
3時には、梅昆布茶とともに
和菓子の盛り合わせです。
桜せんべい 春色ババロア 苺味のねりきり
和太鼓の演奏の後に
団らんのひとときを
過ごされました。
皆でいただくお食事は
美味しいですね。
お彼岸のお食事
暑さ寒さも彼岸まで、といわれるように 冬の寒さがやわらいできました。
春分の日を前に、 四国地方に伝わる郷土料理を提供しました。
筍ごはん
椎茸の八杯汁
大豆と海老のかき揚げ
「まんばのけんちゃん」
ふきの冷製
「まんば」とは、香川県の方言で「高菜」
「けんちゃん」とは、豆腐製品と炒めて作る「けんちん」のこと
生揚げと高菜の炒めものです。
ユニークなニックネームのようなお料理ですが
香川県では、伝統ある郷土料理だそうです。
おいしくて、八杯食べてしまうほどの八杯汁
昆布だしをきかせています。
お彼岸ですので、3時には皆様にやわらかいおはぎを提供しました。
写真は、嚥下障害の方のおはぎゼリーです。
中のお餅の部分もおかゆで作りました。
三寒四温の季節です。 体調などくずされませんように。
桃の節句の昼食
手作り豆腐の実演です。
毎年恒例となっております、手作り豆腐の実演です。
職人さんをお招きし、大豆からお豆腐が出来上がるまでを
利用者様の前で、実演していただきました。
豆乳を鍋で加熱しながら、大豆の香りが漂う中での実演です。
絹豆腐と木綿豆腐の違いのお話や
大豆にまつわるお話も聴くことが出来ました。
にがりを加えて加熱するところです。
昼食は、もちろん出来立てのお豆腐と、豆づくしのメニュー。
五目御飯
味噌汁
手作り豆腐
高野豆腐の彩り煮
ほうれん草の白あえ
なんと、おやつまで豆腐ドーナツ&牛乳です。
日々、大豆製品は手を変え品を変え、
私たちの食卓に登場しています。
誇るべき日本の伝統食品、大豆製品たちを
今一度、見直していただくきっかけに
なるといいなと思いました。
鹿児島県の郷土料理です。
春の陽気が感じられる、ぽかぽかな一日でした。
本日の昼食は、南九州の大地「鹿児島県」の郷土料理を提供しました。
世界遺産の屋久島、奄美大島や桜島などの離島が点在し、 自然資源が豊富な県です。
「世界一美しいロケット基地」といわれる、種子島宇宙センターも有名ですね。
・ 鶏飯 ~けいはん~
・ がね (さつま芋のかき揚げ )
・ 菜の花の辛し和え
・ 甘夏缶
鶏飯は、奄美諸島の郷土料理で
鶏のスープをかけていただく料理です。
本来は、陳皮や乾燥パパイヤの薬味をのせるそうですが
本日はおなじみの、柴漬けをきざんでのせてみました。
「がね」とは聞きなれない料理名ですね。
鹿児島弁で「かに」のことを「がね」と呼ぶそうで
千切りにしたお野菜を、ごつごつ揚げた様が
「かに」に似ていることから
そう呼ばれているそうです。
あまりなじみのないご飯でしたが、
「鶏のスープで二度おいしくいただけますね」
「漬物の食感が面白いです」
とのお声を頂きました。
寒さ厳しい冬も、そろそろ終わりに近づいています。
御身体ご自愛ください。
節分は稲荷寿司にしました。
本日は「節分」ですね。
もともとは、季節を分けることを意味し、現在では立春の前日のことをさします。
魔除けのための豆まきや、イワシを焼く際の煙で邪気を追い払い、
今年一年の、無病息災を願うための行事が行われます。
ゆうむでも、豆まきが行われました。
恵方巻きは、海苔がのどにひっかかる危険性がありますので、
ゆうむでは毎年、おいなりさんにしています。
厨房内でひとつひとつ手作りをしました。
稲荷寿司
すまし汁
いわしの梅煮
五目豆
白菜のお浸し
みかん
お稲荷さんはやはり好評でした。
いわしの骨がなく食べやすいですね、というお声も聞かれました。
こちらはおやつ、さつま芋蒸しパンです。
名古屋地方の「鬼まんじゅう」をイメージしました。
蒸しパンはいつも好評いただいています。
その土地の食環境や食習慣によって、さまざまな行事がありますが、
共通していることは、身近な食べものをうまく利用して、
人々の健康や幸せを願っていることです。
その願いは、昔も今も変わっていないようですね。