毎年恒例となっております、そば打ちのイベントです。
職人さんをお招きし、利用者さんの前で
そばを打っていただきました。
そばは、麺類の中でも栄養価が比較的高く
中でも、「ルチン」が高血圧予防に効果があるとされています。
ビタミンなどの栄養素が、そばの実の中心部分に多く含まれるため
損失しにくいのも、米などの穀類と違うところです。
秋になる頃、白いかわいい花が咲きます。 ※画像はインターネット上より拝借
(株)グリーンハウスの鎌田さん
暑い中、そばうちありがとうございました。
海老天もさっくり揚がっていました。
・海老天そば
・いか団子の煮物
・春菊の菊花あえ
・抹茶ババロア
利用者様も、思いがけずそば打ち体験をされました。
貴重な機会でしたね。
「昔は足で踏んで、そばを作りましたよ~」とのお話も聞かれました。
いかがでしたでしょうか?
残暑厳しい折、お体ご自愛ください。
郷土料理 ~日光~
世界文化遺産を巡る旅、今月は「日光の社寺」です。
めずらしい料理というわけではありませんが、
いつもの食材に、ひと手間かけました。
里芋をつぶして、串にさして
焼き田楽風の「いも串」など
目新しいメニューになったのではないでしょうか?
・ごはん
・ひっつみ汁
・かんぴょうの卵とじ
・いも串(里芋の焼き田楽)
・湯波とオクラのあえもの
京都の湯葉は、葉っぱのように1枚、
日光の湯波は、波と書いて2枚くっついていて、
中に豆乳が残っているのが特徴だそうです。
かんぴょうは、ご存じのとおり夕顔の果皮を
薄くむいて乾燥させた保存食品ですね。
栃木県では全国の8割を生産し、有数の生産地です。
皆様、ごはんの上にのせて召し上がっていました。
まだまだ暑い夏が続きます。
日光の紅葉が観たくなりました。
納涼祭 ~お食事編~
今年も大盛況のうちに終了いたしました。
厨房内は、前日準備から戦場と化しておりました。
夏らしさの演出のために、青葉もみじを中庭から頂戴。
みょうがや冬瓜など、夏ならではの食材の仕込みも大変です。
やわらか食の酵素をしみ込ませるために
さつま揚げにフォークで穴あけをしています。
暑い中、揚げ物お疲れ様でした。
そんな(株)グリーンハウスのご協力のもと、
今年もお弁当が完成いたしました。
三色ご飯(枝豆 コーン 柴漬け) 手まり麩のお吸い物
鶏のから揚げ べっこうあん 鮭の西京焼き
うざく風酢の物 冬瓜のひすい煮 カニとオクラ入り卵焼き
湯葉豆腐 炊き合わせ メロン
下は、嚥下障害の方のための「ムース食」です。
食材がわかるように、お品書きをおつけしています。
夏の暑さに負けないように、今年も
しっかり食べてのりきりましょう。
郷土料理 ~平泉~
梅雨明け前に、一気に真夏の暑さがやってきました。
じりじりと肌を刺すような日差しですね。
世界遺産を巡る旅
今月は、岩手県の平泉です。
平安時代に、奥州藤原氏が栄えた時代の
寺院や遺跡が、2011年世界遺産登録されました。
昨年、職員旅行で中尊寺に行きました。
壮大で厳かなお寺の印象です。
・鮭 いくら丼
・きのこ汁
・鶏肉(かしわ)の味噌焼き
・ほうれん草と菊のおろしあえ
・野沢菜漬け
岩手県では、広大な土地を生かし
南部かしわ、みちのく味わい鶏など
数多くの地鶏ブランドが生産されています。
鶏肉は、東北と九州で全国生産量の7割を占めています。
比較的安価で栄養価の高い鶏肉に、
本日は、厨房お手製の甘めの味噌をぬって
味噌焼きにしました。
「はらこめし、美味しいですね~」とのお声もいただきました。
東北新幹線の中で、駅弁を召し上がったそうです。
しっかり食べて、本格的な夏にそなえましょう。
広島県の郷土料理
本年度は、お食事を通して
世界遺産を巡る旅をしています。
今月は、瀬戸内海に面する広島県の郷土料理です。
核兵器の惨禍を伝え、平和を願う建築物として
登録された「原爆ドーム」
神が宿るといわれる宮島を含む
「厳島神社」の2つの世界遺産を有します。
・広島菜飯
・煮込め汁
・穴子と豆腐の重ね煮
・ミニお好み焼き
・かぶのレモン醤油あえ
「広島菜」は京菜の一種で
くせのない青菜で白いご飯にぴったりでした。
広島ではもっともポピュラーなお漬物です。
「煮込め」とは、小豆と10種ものお野菜を煮た精進料理です。
汁に小豆はめずらしいですね、とのお声が聞かれました。
なんといってもお好み焼き。
広島焼きともいわれ、
中華そばが入っているのが特徴ですね。
おたふくソースを塗っています。
3時には、もちろん
「もみじまんじゅう」です。
現在では、生もみじ、もみじ最中、アイスもみじと
たくさんバリエーションがあるそうですね。
楽しんでいただけましたでしょうか?
また、世界遺産を巡る旅を続けてまいります。
端午の節句は、手こね寿司です。
GW真っ只中、端午の節句のお食事をご紹介致します。
五節句のうちのひとつで、別名「菖蒲の節句」
菖蒲やよもぎの強い香りで
邪気をはらうという意味が込められています。
・ かつおのてこね寿司
・ そうめん汁
・ 高野豆腐の炊き合わせ
・ 揚げとろ
・ 二色胡麻豆腐
てこね寿司は、ちらし寿司の一種で、
まぐろなどの赤身の魚を
醤油を中心としたタレに漬け込んだ後
寿司飯とあわせて、生姜や大葉などと一緒にいただく料理です。
もともとは、鰹漁の忙しいさなかの食事として
漁師の方が手で「まぜて=こねて」食べたのがはじまりだそうです。
揚げとろは、すりおろした山芋の磯部揚げです。
胡麻豆腐は、白ごま黒ごまの二種類の盛り合わせです。
精進料理のイメージですね。
3時には、やわらかいよもぎ団子とおせんべいを緑茶とともにどうぞ。
通所には定番の柏餅です。
新緑がまぶしい、さわやかな季節を迎えています。
子供たちの健やかな成長をお祈りしましょう。
富士山の郷土料理
夏のような、まぶしい日差しの一日でした。
ゆうむ中庭では、こいのぼりが
気持ちよさそうに泳いでいます。
本日、昭和の日の昼食は
富士山の郷土料理です。
2013年世界文化遺産にも登録され、
名実ともに、誇るべき日本の最高峰富士山です。
これからの、登山シーズンに向け、
さらに賑わいを見せることでしょう。
静岡県と山梨県に跨る富士山ですが
本日は、静岡県側の郷土料理となっています。
・ うなぎの炊き込みご飯
・ 花ふの清汁
・ 空豆と桜海老のかき揚げ
・ きゅうりとみかんの酢の物
・ かまぼこ わさび漬
「うなぎ」は、万葉集の大伴家持の歌にも詠まれ、
日本人が千年以上も親しんできた食べ物です。
アンケートでも、いつも食べたい料理の上位に入っています。
そして浜松は、うなぎ養殖発祥の地。
以来、蒲焼の消費量は常に日本一だそうです。
本日は、炊き込みご飯です。
「おひつ」に入れて雰囲気を出してみました。
天までのびる空豆と、桜えびも今が旬です。
国内では、駿河湾がなんといっても大産地ですね。
春色のかき揚げになりました。
通所は3時に桜餅と緑茶です。
毎日のお食事で、季節の移り変わりを
感じていただけるように心がけています。
中庭ではつつじが咲き始めました。
お花見弁当です。
桜の季節を迎えました。
今年も、春爛漫のイメージを膨らませ
(株)グリーンハウスの、いつもの厨房のメンバーと共に
お花見弁当を作らせて頂きました。
いつもに増して、厨房内は戦場と化します。
・ 桜ごはん
・ 花麩の清汁
・ 鶏の梅しそ揚げ 蕗の薹 たらの芽の天ぷら 抹茶塩
・ 炊き合わせ(筍 蕗 空豆 椎茸 人参)
・ 菜の花の胡麻よごし
・ 茶碗蒸し
・ 季節の果物(苺 甘夏缶)
いかがでしたでしょうか?
ピンク色の桜ごはんの上には、花びら型の卵焼を飾り、
清汁には、ピンク色のゆり根を浮かべました。
「 山菜の天ぷらは、春らしさを感じますね。
なかなか自分では揚げられないから嬉しいです。 」とのお声も頂きました。
3時には、梅昆布茶とともに
和菓子の盛り合わせです。
桜せんべい 春色ババロア 苺味のねりきり
和太鼓の演奏の後に
団らんのひとときを
過ごされました。
皆でいただくお食事は
美味しいですね。
お彼岸のお食事
暑さ寒さも彼岸まで、といわれるように 冬の寒さがやわらいできました。
春分の日を前に、 四国地方に伝わる郷土料理を提供しました。
筍ごはん
椎茸の八杯汁
大豆と海老のかき揚げ
「まんばのけんちゃん」
ふきの冷製
「まんば」とは、香川県の方言で「高菜」
「けんちゃん」とは、豆腐製品と炒めて作る「けんちん」のこと
生揚げと高菜の炒めものです。
ユニークなニックネームのようなお料理ですが
香川県では、伝統ある郷土料理だそうです。
おいしくて、八杯食べてしまうほどの八杯汁
昆布だしをきかせています。
お彼岸ですので、3時には皆様にやわらかいおはぎを提供しました。
写真は、嚥下障害の方のおはぎゼリーです。
中のお餅の部分もおかゆで作りました。
三寒四温の季節です。 体調などくずされませんように。