花の盛りも過ぎまして、春も深まって参りました。
本年度は、「ふるさと寿司めぐり」と題しまして
日本各地に伝わる、伝統食のお寿司を紹介致します。
季節の節目、お祝いごとの席のハレの日にはいつもお寿司が登場します。
第一弾は、「宮崎県」のふるさとのお寿司です。
・かしわ寿司
・ぼったり汁
・煮しめ(筍 里芋 大根 人参 結び昆布 油揚げ きぬさや)
・薩摩芋の白あえ
宮崎県は、地頭鶏(じとっこ)に代表される鶏肉の特産地です。
甘辛く煮つけた鶏肉を、お寿司に混ぜ込んでいます。
きゅうりと錦糸卵を飾り。
また、日南市ではぼたっぼたっと魚のつみれを入れた
「ぼったり汁」という漁師めしが伝わります。
生姜たっぷりで、身体が温まりましたね。
さつま芋の白和えが、珍しくて話題に。
自然の甘味がおいしい白和えでした。
自慢の煮しめのお味も、皆様に大好評でした。
調理師さん、美味しく作ってくださってありがとうございました☆
お花見御膳
今年のお花見会は、例年になく多くのご家族にご参加いただき
華やかな一日を過ごされました。
お花見御膳はいかがでしたでしょうか?
前日から、厨房内は大忙しでした。
120人分の苺ようかんを仕込みます。
白あんに苺ジャムを混ぜ込んで作りました。
笹を切り、大量のせりをきざみ、準備することは山ほど。
・筍と芹の炊き込みご飯
・花ふとみつばの清汁
・春のてんぷら(蕗の薹 茄子 きす)
・菜の花からしあえ
・海老 蕗 空豆 桜麩 若菜蒸し
・桜ゼリー
常食 人参も花びらのように切っています。
やわらか食 筍も海老もやわらかいものです。
「ふきのとうの苦みがおいしいですね。」
「せりごはん、なかなか家では作らないのでうれしいです。」
などのお声をいただきました。
3時には、自家製のいちごようかんと、奈良よりお取り寄せしたかわいい桜のおせんべい。
梅昆布茶で一息ついていただきました。
おかげさまで、ゆうむ20年目の春を迎えることができました。中庭の桜も満開です。
世界遺産を巡る旅 ~石見銀山~
三寒四温の季節を迎え、雨も雪にかわりそうな一日でした。
今年度は世界遺産を食でめぐる旅を続けてまいりました。最後は島根県です。
「石見銀山」は戦国時代~江戸時代初期において栄え
自然環境と共存した、日本最大の銀山として
2007年に世界遺産登録をうけました。 ※画像はインターネットより拝借
・ かに釜めし かにの漁獲量は北海道に次いで第2位です。
・ しじみ汁 宍道湖のしじみが有名ですね。
・ 白カレイの奉書焼き(ほうしょやき)
・ あまさぎのから揚げ
・ かぶの柚子風味サラダ
島根県は、奉書紙(ほうしょがみ)に包んで魚やきのこを蒸し焼きにした、
すずきの奉書焼きが有名です。
奉書焼きの中の白カレイには、菜の花と桜麩を添えて、酒塩で味をつけました。
島根県では、わかさぎをあまさぎと呼ぶそうです。
骨ごとの小魚をお出しする機会は少ないため
「昔よく川の上流で獲れました、懐かしいです」とのお声がありました。
どんどん気温が下がっています。春にむけて最後の雪となるのでしょうか。
桃の節句は海鮮寿司です。
古都京都 郷土料理の日
春一番のあと、まだまだ寒さ厳しい日が続きます。
今月の世界遺産を食で巡る旅は、
~古都京都の文化財~
歴史の街、京都の郷土料理です。
「京料理は有職料理、精進料理、懐石料理、おばんざいが融合したもの」とも言われます。
いずれにしても、和食の粋を極めた料理ですね。
・ かやくごはん
・ 湯葉のお吸い物
・ さわらの西京焼き 米茄子田楽
・ 筍の土佐煮
・ 湯豆腐風
・ 大根の柚子漬
常食
やわらか食
かやくごはん、ってなんですか?と聞かれました。
私は関東出身ですが、「五目ごはん」を関西では「かやくごはん」と呼ぶそうですね。
千年の都、京都の春が待ち遠しいところです。
※画像はインターネットより拝借
手作り豆腐のイベントを実施しました。
節分の一日
寒さ厳しい日が続きますが、暦の上では本日までが冬。
いよいよ明日は立春ですね、本日は「節分」です。
厨房手作りの稲荷寿司は、毎年好評いただいております。
恵方巻きの板海苔は、飲み込みにくい食材のため
ゆうむでは毎年稲荷寿司にしています。
ひとあし早く春の香り、若竹汁です。
・ 稲荷寿司
・ 若竹汁
・ いわしの梅煮 玉子焼き
・ 五目豆
・ ふきの冷製
いわしも骨までやわらかいため、安心して召し上がっていただけます。
奥に見えるのは、鬼のかたちの練りきりです。
お茶受けとして、3時に提供させていただきました。
赤鬼と青鬼もいたようです(*^。^*)
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世界遺産を食で巡る旅 ~白神山地~
大寒も過ぎましたが、寒さが一段と増してまいりました。
本日は、秋田県の郷土料理の日です。
秋田県といえば、「あきたこまち」「なまはげ」「きりたんぽ」ですが、
代表する名物のほかにも、青森県南西部から連なる
白神産地を代表とする大自然など魅力いっぱいの県です。
人の手が加えられていない原生ブナ林が、世界遺産登録されました。
常食
やわらか食
・山菜ごはん
・きりたんぽ風汁
・鶏のしょうゆ麹焼き
・姫竹の炒め煮
・とんぶりと長芋のあえもの
きりたんぽは、その昔マタギが残った白飯を棒に巻きつけ
味噌を塗って焼き付けて食べたことが、はじまりとも言われています。
食べやすく輪切りにしたため、「竹輪かと思いました」とのこと。
春の香り、芹(せり)も入っています。
鶏肉はしょうゆ麹に漬け込んで焼いたので
しっとりやわらかく仕上がりました。
通所利用者の作品です。
寒い冬もあと少しです。
感染症予防・認知症予防のためにも
お食事をしっかり食べましょう。
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新年 ~七草~
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
お正月には、ささやかではございますが
お節料理を提供致しました。
お正月気分も落ち着いてきた頃に迎える、「七草」です。
古代より日本では、雪の間から芽を出した草を摘む「若菜摘み」という風習があり、
それが七草の原点といわれています。現在では、お節料理で疲れた胃腸を
休め、今年一年病気をせず健康で過ごせますようにとの
意味合いが込められているようです。
「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」
「全部言えますか?」と質問され、いま一度勉強させていただきました。
利用者の皆様にとって
無病息災の一年でありますように
ゆうむ職員一同、お祈り申し上げます。
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クリスマスランチ’2015
今年もゆうむのクリスマス特製ランチです。
サンドイッチ(卵・ハム・ジャム)
コンソメスープ
自家製ミートローフ&海老フライ
トマトサラダ
フルーツ(りんご キウイ)
やわらか食
写真ではわかりにくいですが、りんご・キウイはコンポートにして、
レタスは皮をむいてやわらかくした胡瓜で代用、
海老フライはやわらかい素材の海老を、 パン粉焼きにしたりしました。
ムース食
クリスマスにはケーキですね。
飲み物は、紅茶またはシャンメリー
毎年、ちがうアレンジのクリスマスケーキを楽しんでいただきます。
今年はりんごものっています。
今年もわずかになりました。
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