暑さ寒さも彼岸まで、といわれるように 冬の寒さがやわらいできました。
春分の日を前に、 四国地方に伝わる郷土料理を提供しました。
筍ごはん
椎茸の八杯汁
大豆と海老のかき揚げ
「まんばのけんちゃん」
ふきの冷製
「まんば」とは、香川県の方言で「高菜」
「けんちゃん」とは、豆腐製品と炒めて作る「けんちん」のこと
生揚げと高菜の炒めものです。
ユニークなニックネームのようなお料理ですが
香川県では、伝統ある郷土料理だそうです。
おいしくて、八杯食べてしまうほどの八杯汁
昆布だしをきかせています。
お彼岸ですので、3時には皆様にやわらかいおはぎを提供しました。
写真は、嚥下障害の方のおはぎゼリーです。
中のお餅の部分もおかゆで作りました。
三寒四温の季節です。 体調などくずされませんように。
桃の節句の昼食
手作り豆腐の実演です。
毎年恒例となっております、手作り豆腐の実演です。
職人さんをお招きし、大豆からお豆腐が出来上がるまでを
利用者様の前で、実演していただきました。
豆乳を鍋で加熱しながら、大豆の香りが漂う中での実演です。
絹豆腐と木綿豆腐の違いのお話や
大豆にまつわるお話も聴くことが出来ました。
にがりを加えて加熱するところです。
昼食は、もちろん出来立てのお豆腐と、豆づくしのメニュー。
五目御飯
味噌汁
手作り豆腐
高野豆腐の彩り煮
ほうれん草の白あえ
なんと、おやつまで豆腐ドーナツ&牛乳です。
日々、大豆製品は手を変え品を変え、
私たちの食卓に登場しています。
誇るべき日本の伝統食品、大豆製品たちを
今一度、見直していただくきっかけに
なるといいなと思いました。
鹿児島県の郷土料理です。
春の陽気が感じられる、ぽかぽかな一日でした。
本日の昼食は、南九州の大地「鹿児島県」の郷土料理を提供しました。
世界遺産の屋久島、奄美大島や桜島などの離島が点在し、 自然資源が豊富な県です。
「世界一美しいロケット基地」といわれる、種子島宇宙センターも有名ですね。
・ 鶏飯 ~けいはん~
・ がね (さつま芋のかき揚げ )
・ 菜の花の辛し和え
・ 甘夏缶
鶏飯は、奄美諸島の郷土料理で
鶏のスープをかけていただく料理です。
本来は、陳皮や乾燥パパイヤの薬味をのせるそうですが
本日はおなじみの、柴漬けをきざんでのせてみました。
「がね」とは聞きなれない料理名ですね。
鹿児島弁で「かに」のことを「がね」と呼ぶそうで
千切りにしたお野菜を、ごつごつ揚げた様が
「かに」に似ていることから
そう呼ばれているそうです。
あまりなじみのないご飯でしたが、
「鶏のスープで二度おいしくいただけますね」
「漬物の食感が面白いです」
とのお声を頂きました。
寒さ厳しい冬も、そろそろ終わりに近づいています。
御身体ご自愛ください。
節分は稲荷寿司にしました。
本日は「節分」ですね。
もともとは、季節を分けることを意味し、現在では立春の前日のことをさします。
魔除けのための豆まきや、イワシを焼く際の煙で邪気を追い払い、
今年一年の、無病息災を願うための行事が行われます。
ゆうむでも、豆まきが行われました。
恵方巻きは、海苔がのどにひっかかる危険性がありますので、
ゆうむでは毎年、おいなりさんにしています。
厨房内でひとつひとつ手作りをしました。
稲荷寿司
すまし汁
いわしの梅煮
五目豆
白菜のお浸し
みかん
お稲荷さんはやはり好評でした。
いわしの骨がなく食べやすいですね、というお声も聞かれました。
こちらはおやつ、さつま芋蒸しパンです。
名古屋地方の「鬼まんじゅう」をイメージしました。
蒸しパンはいつも好評いただいています。
その土地の食環境や食習慣によって、さまざまな行事がありますが、
共通していることは、身近な食べものをうまく利用して、
人々の健康や幸せを願っていることです。
その願いは、昔も今も変わっていないようですね。